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自由集会 W08

蔓延しつつある外来植物をどのようにして抑制するか

企画者: 村中孝司(牛久自然観察の森), 川田清和(農業環境技術研究所)

外来植物は侵入、定着して在来生物の生育や生態系などに影響を引き起こす。なかでも、オオブタクサ、アレチウリ、シナダレスズメガヤ、ホテイアオイ、セイタカアワダチソウ、ハリエンジュなどは全国規模で蔓延し、在来植物の生育環境を脅かすなどの悪影響が知られている。そのような中、日本では2005年6月に「外来生物法」が施行された。現在ではナガエツルノゲイトウ、ボタンウキクサなど12種の外来植物が特定外来生物に指定されている。しかし、すでに蔓延しつつある全ての種が効率的に防除されているとは言い難い。限られた資源や予算の中で、有効な防除策が十分に検討されていないのが実態である。外来植物の侵入影響は時間とともに増大するため,できる限り早急な対策が必要である.また、特定外来生物の指定を受けていない種の中にも生態系等に著しい被害をもたらしている種が含まれる。自由集会では、実現可能な防除策を含めたこれ以上の蔓延を防止する手法と効果について議論したい。

趣旨説明:村中孝司

外来雑草の選択的抜き取り防除とその効果 川田清和(農業環境技術研究所)

逸出した緑化植物の機械的防除とその効果 村中孝司(牛久自然観察の森)

除草剤を利用した外来種防除の試み 村岡哲郎(日本植物調節剤研究協会)

雑草リスク評価 −概論、適用、将来性 西田智子(農業環境技術研究所)

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