| 要旨トップ | ESJ58 自由集会 一覧 | | 日本生態学会第58回全国大会 (2011年3月,札幌) 講演要旨 |
自由集会 W27 -- 3月11日 18:00−20:00 H 会場
現在、乾燥地・半乾燥地における生態系の劣化は世界各地で進行している。その要因は過放牧や地球規模の気候変動など人為的・非人為的に様々であるが、外来種による在来植生のかく乱も重要な要因のひとつである。乾燥地での外来種の利用に関して、とりわけ懸念されるのは、それらが持つ水利用特性や成長の持続性である。乾燥や高塩分条件など植物の成長にとって厳しい環境で、植物がどのような生理的・生態的特性を有するかという情報は、外来種の管理だけでなく、在来生態系の保護にも必要不可欠である。本自由集会においては、乾燥地に生育する植物の水利用特性を中心として、植物の分布、生育特性、生理的機能について話題提供を行い、外来種と在来生態系の変遷について考えたい。
コメンテータ:山本福壽(鳥取大・農)
未定
スーダン東部で急激に分布拡大するマメ科外来種メスキート(Prosopis Juliflora (Swartz) DC)の現状と問題点
アメリカ西部乾燥地に生育するタマリスクの浸透調整
日本におけるニセアカシアの分布拡大-生活史特性に着目して-