| 要旨トップ | 目次 | | 日本生態学会第59回全国大会 (2012年3月,大津) 講演要旨 ESJ59/EAFES5 Abstract |
一般講演(ポスター発表) P3-HS31J (Poster presentation)
野幌森林公園に隣接する本校では,毎年カメムシが大量発生しており,秋から冬にかけて多数の被害を被ってきた。しかし,大量発生するカメムシ がどこから飛来してきているかがこれまで調査されていなかった。そこで今回は,カメムシ個体群の時間的・空間的変化を把握することを目的とした。本校のグラウンドに隣接している畑,校舎の外周および野幌森林公園を主なフィールド調査の中心とした。相関関数行列を算出することによって,カメムシと環境との相関を調べた。その結果,森と飛来してくるスコットカメムシとの相関が高いことが判明した。また,10月下旬に大量のカメ ムシが飛来してきたため,その時期に校舎外周の個体数を調査した。