| 要旨トップ | 目次 | | 日本生態学会第61回全国大会 (2014年3月、広島) 講演要旨 ESJ61 Abstract |
一般講演(ポスター発表) PB1-HS52 (Poster presentation)
ブルーベリーはラビットアイ系(6倍体)とハイブッシュ系(4倍体)、ローブッシュ系(4倍体)が代表的であり、それぞれに特徴のある種が知られている。単独種でも結実することもあるが、ラビットアイ系では結実しにくかったり、異種間交配のほうが甘みが増すなど、異種間の交配に特徴がある。本研究では、プロトプラストからの細胞融合を行うことにより、さまざまな組み合わせの実を得ることができ、従来の交配との違いや新しい性質について考察することを目的としている。今回は、通常の方法では茎や葉の組織からのプロトプラスト作成が困難なこと、葉や茎組織からホルモンを含む培地でのカルス形成に2か月以上かかること、子房からのプロトプラスト作成が容易なこと、プロトプラスト間の融合が可能なことなどがわかったので報告する。