| 要旨トップ | ESJ61 自由集会 一覧 | | 日本生態学会第61回全国大会 (2014年3月、広島) 講演要旨 ESJ61 Abstract |
自由集会 W08 -- 3月14日 13:30-15:30 H会場
地球規模で起きている人口の都市集中に伴って、生態系サービスの需給構造が変
化している。すなわち、サービス需要の量的拡大と集中化によって、生態系の過
剰利用・外部依存が拡大し、その一方で農村部では生態系の過少利用・管理放棄
が発生し、持続可能な生態系利用を困難にしている。またサービス供給者と受益
者の空間的・心理的距離の拡大は、地域における生物多様性戦略の策定と実効化
の障害となっている。
本集会では、ケーススタディを題材に地域レベルでの生態系サービス需給の現状
と変化を理解し、さらなる都市化が進行する将来における生態系の持続可能な利
用を議論する。
コーディネータ:大場 真(東農大)・松井孝典(阪大)
コメンテータ:未定
話題提供(仮):
1. 「都市緑地生態系サービス」林 希一郎・米倉佑亮・長谷川泰洋(名大)
2. 「集落レベルでの生態系サービスの需給バランス:八丈島と能登半島の事例
研究」齊藤 修・神山千穂(国連大)
3. 「エコロジカル・フットプリントによる市町村レベルの生態系サービス需給構造分析」松井
孝典・町村 尚(阪大)
4. 未定
総合討論
この自由集会の最新情報・関連情報は、下記ウェブサイトで随時提供する。
http://www.see.eng.osaka-u.ac.jp/seege/seege/esj61_WSxx.html