| 要旨トップ | ESJ61 自由集会 一覧 | 日本生態学会第61回全国大会 (2014年3月、広島) 講演要旨
ESJ61 Abstract


自由集会 W13 -- 3月14日 15:45-17:45 E会場

地域の生態系を保全するために「本当に必要なこと」

企画者: 西本 孝(岡山県自然保護センター), 白川勝信(芸北 高原の自然館), 片岡博行(重井薬用植物園)

「地元に帰ろう」という歌が、NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」で話題となりました。地方の小さな施設においても、生態学の研究者が、地域に根ざした自然保護活動や自然観察会などの普及活動を企画運営しています。これらの研究者は、それぞれの地域において、個人で、あるいは小規模団体に所属しながら、地域の自然と向き合う人たちの活動をサポートしています。この自由集会では、中国地方各地に「隔離分布」する「小さな自然観察施設に勤務する生態学研究者」に集まって頂きました。自然保護や普及の最前線で行われている活動から、現場で問題になる様々な課題の具体的解決策や、取り組みを有効に進めるためのヒントについて、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

司会は西本が担当する。5分間の趣旨説明の後、5題の講演を行う。講演時間は20分間で、最後に15分間の総合討論を行う。

[W13-1] 地域の人たちが自然環境保全に動き出すとき  *西本孝・森生枝(岡山県自然保護センター)

[W13-2] 地域の宝を守る~じいちゃんたちの小さな保全活動~  *片岡博行(重井薬用植物園)・古屋達規(津黒いきものふれあいの里友の会)・小林加奈(津黒いものふれあいの里)

[W13-3] 博物館が地域の保全活動をつなぐ~カキツバタ保全活動を例に~  井上雅仁(島根県立三瓶自然館)

[W13-4] 地元のこだわりビオトープ大集合!~地域の多様性を活かして~  猪谷信忠(せら夢公園 自然観察園)

[W13-5] 「ボランティア」には,もう頼らない。これからの里山保全  白川勝信(芸北 高原の自然館)


日本生態学会