| 要旨トップ | 目次 | | 日本生態学会第63回全国大会 (2016年3月、仙台) 講演要旨 ESJ63 Abstract |
一般講演(ポスター発表) P2-275 (Poster presentation)
モンシデムシ属 Nicrophorus では、親が小型脊椎動物の死体を繁殖用の餌として利用し、幼虫に口移しで給餌を行うことが知られている。薄暗い土中内で巣作り、給餌等行い、その際に両親間や幼虫との通信に音声を利用することが報告されている。しかし音声の役割については、ほとんど調べられていない。そこで繁殖中のヨツボシモンシデムシNicrophorus quadripunctatus の雌雄の音声の頻度と種類を経時的に記録し、繁殖経過に伴う音声の頻度、種類の変化から音声の役割を考察した。