| 要旨トップ | 目次 | | 日本生態学会第63回全国大会 (2016年3月、仙台) 講演要旨 ESJ63 Abstract |
一般講演(ポスター発表) P2-439 (Poster presentation)
福島第一原発事故後、放射性セシウムの降下により陸水域は広範囲に汚染され、放射性セシウムは河川・湖沼の淡水魚へと移行した。特に湖やダム湖などでは魚の汚染が長期に渡る可能性があり、魚類に移行する放射性セシウムの移行係数の推定と濃度の将来予測は重要な課題である。本発表では、環境省の水生生物モニタリングより、福島県内の河川(真野川, 新田川, 太田川, 阿武隈川,宇多川)と湖(はやま湖, 猪苗代湖, 秋元湖)における淡水魚の放射性セシウム濃度の測定結果を用いて、魚類への放射性セシウム濃度の動態が魚種や水質によってどのような影響を受けるかを解析した。