| 要旨トップ | 目次 | 日本生態学会第63回全国大会 (2016年3月、仙台) 講演要旨
ESJ63 Abstract


一般講演(ポスター発表) PH-007 (Poster presentation)

伊豆大島の植生遷移と土壌動物との相関性

*勝島 可奈子, 近藤 美波 (東京都立国分寺高校)

伊豆大島は太古の時代から噴火を繰り返し、火山島として形成された。最近では1986年に起こった割れ目噴火により、溶岩やスコリアが吹き出し、新たな裸地が形成された。植生遷移の様々なステージは植物については教科書にも載っているが、有機物の形成者として重要と思われる土壌動物などについては触れられていない。私たちは、植生遷移に伴って土壌動物がどのように変遷していくかに興味を持ち、特徴的な下記の4カ所で土壌を採取し、ウィンクラー法にて土壌動物を抽出し、種の同定を行った。

①スコリア原 ②イタドリ・ススキ草原 ③落葉樹・常緑樹混交林 ④常緑広葉樹林 ⑤割れ目噴火火口脇イタドリ原

土壌動物の採集法および種の同定については、東京農工大学吉田智宏先生にご指導いただいた。


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