| 要旨トップ | 目次 | | 日本生態学会第65回全国大会 (2018年3月、札幌) 講演要旨 ESJ65 Abstract |
一般講演(口頭発表) B01-08 (Oral presentation)
2017年5月,兵庫県尼崎市のコンテナ内で,ヒアリが初めて日本で見つかった.それ以降,日本全体がヒアリ騒動の渦中にある.ヒアリ初侵入地が地元であったこともあり,講演者は,この渦の中で,行政や企業,市民とヒアリ対策に取り組んできた.この体験は,研究者が社会ネットワークのノードの一つとして,何をなすべきかの社会実験の結果であると考えている.本講演では,外来種であるヒアリを実例として,行政と企業,市民の相互不達の解決に,研究者がどのような役割を果たすべきかを考察する.