| 要旨トップ | ESJ65 自由集会 一覧 | 日本生態学会第65回全国大会 (2018年3月、札幌) 講演要旨
ESJ65 Abstract


自由集会 W02  3月14日 16:00-18:00 B会場

ダニ媒介感染症と生態系管理

岡部貴美子(森林総研)

近年国際的に、野生動物由来の人獣共通感染症のパンデミックが懸念されている。国内では野生動物由来の新興再興感染症による死亡例が報道され、野外活動やペットの飼育などについて心配する声が聞かれるようになった。このような感染症の拡大は、野生動物の望ましくない分布拡大が一因であると推測されている。そこで本集会では、今何が起こっているのか、また起こりつつあるのかについて、医獣医学的視点、野生動物管理の視点から現状の報告と考察を行い、今後生態学者がどのようにこの問題に取り組むべきかについて議論する。

[W02-1] ダニ媒介感染症と生態系管理―本集会の目的― 岡部貴美子(森林総研)

[W02-2] マダニが媒介する野生動物由来感染症の現状と課題―獣医学の視点から― 前田健(山口大・獣医)(予定)

[W02-3] マダニ媒介感染症の感染メカニズム―医学の現場から― 矢野泰弘(福井大・医学)

[W02-4] マダニを運ぶ野生動物の予測と管理ー森林および野生動物管理の視点から― 亘悠哉(森林総研)

[W02-5] 野生動物由来感染症対策におけるネットワーク形成-マルチセクター協働の視点からー 五箇公一(国環研)


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