| 要旨トップ | ESJ72 フォーラム 一覧 | 日本生態学会第72回全国大会 (2025年3月、札幌) 講演要旨
ESJ72 Abstract


フォーラム U02  3月16日 12:15-13:45 Room B

自然共生サイトを通した生物多様性保全の促進に生態学者はどう貢献できるか?【O】
How can ecologists contribute to the promotion of biodiversity conservation through "Nationally Certified Sustainably Managed Natural Sites"?【O】

伊藤浩二(岐阜大学)
Koji ITO(Gifu Univ.)

 環境省自然共生サイト制度は、昆明ーモントリオール生物多様性枠組の国際目標を国内で具現化するための取り組みの一環として、地域レベルでの生物多様性保全を強化し、持続可能な社会の実現に向けた具体的なアクションを推進するものです。登録には生物多様性視点での評価やモニタリングが要件となっており、生態学者が果たす役割に期待が寄せられています。
 そこで本集会では、大学キャンパス緑地や研究所緑地などの自然共生サイト登録に携わった経験のある生態学者にその可能性と課題を提示していただくことで、今後、自然共生サイト登録をめざす関係者への後押しとするとともに、生態学者が自然共生サイトの適切な登録・運用にどのような役割を果たしていくのかを議論したいと思います。

主催 日本生態学会生態系管理専門委員会(キャパシティ・ビルディング部会)
赤石大輔、伊藤浩二、上野裕介、大野ゆかり、大脇淳、笠田実、佐々木章晴、白川勝信、多賀洋輝、西田貴明、長谷和子(50音順)

[U02-1]
大学キャンパスの自然共生サイト登録状況と東京学芸大での取り組み 小柳知代(東京学芸大)
Registration of nationally certified sustainably managed natural sites on the green space of a Japanese university campus KOYANAGI, Tomoyo

[U02-2]
『龍谷の森』での自然共生サイト登録の取り組み 谷垣岳人(龍谷大)
Registration of nationally certified sustainably managed natural sites on the Ryukoku university forest TANIGAKI, Taketo

[U02-3]
"つくば生きもの緑地ネットワーク"による地域でのネイチャーポジティブ推進の取組み 石濱史子(国環研)
Activities by "Tsukuba Biodiversity Green Area Network" to promote certification of OECM and nature positive in the local community ISHIHAMA, Fumiko

[U02-4]
コメント 松田裕之(横国大)
Comments MATSUDA, Hiroyuki


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