ESJ58 フォ-ラム U04
3月12日 9:30-11:30 D 会場
主催:常任委員会 足立直樹((株)レスポンスアビリティ), 可知直毅(首都大院・理工), 石川真一(群馬大・社会情報)
昨年10月に名古屋で開催された生物多様性条約 第10回締約国会議(COP10)では、ABS(遺伝子資源へのアクセスとその利用から生じる利益の配分)に関する国際ル-ルである名古屋議定書と、2020年に向けての20の戦略的目標と2050年のビジョンからなる愛知目標などが採択され、生物多様性はたんに生物の問題ではなく、人間の問題、ひいては経済の問題であることが確認され、企業を含めたあらゆる関係者が生物多様性の保全に向けて協働することの重要性が強調された。
企業人はCOP10の成果をどのように受け止めているのか、また、今後どのように活動を発展させることを考えているのだろうか。COP10の成果を踏まえて今後の課題と展望を、企業の生物多様性保全担当者を交えて議論する。これにより、生態学会関係者と企業の生物多様性保全活動担当者の間での、継続的な意見・情報交換を行い、協働の活性化をはかる。
※話題提供者には一部交渉中の方も含みます。話題および演者が交代になることもあります。どうぞ予めご了承ください。
COP10の成果と企業活動ヘの影響 原口真((株)インタ-リスク総研)
企業の自然資産を計り、増やすために 三輪隆((株)竹中工務店)
原材料を持続可能に獲得するために 杉本信幸(味の素(株))