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ESJ58 自由集会 W08
3月8日 17:00−19:00 I 会場

湿地をめぐる生態学と人文・社会科学の接点を探る

企画者: 牛山克巳, 矢部和夫, 辻井達一


湿地は、生産性や多様性に富む水陸境界域として、多くの生態学的研究の対象となってきた。一方、湿地は生活・文化・経済・レクリエ-ション等の場として人文・社会科学的な研究対象にもなってきたが、それらは統合的に捉えられることがなかった。学際的かつ包括的なアプロ-チは、湿地の損失や劣化に対する保全再生やワイズユ-スを進めるためだけでなく、社会活動と自然プロセスの相互作用によってもたらされる系の理解のためにも重要と考えられる。

 本集会では、様々な分野から湿地に関わっている研究者を招き、湿地をめぐる生態学と人文・社会科学の接点を探り、湿地研究における学際的展開について議論を深めたい。

総合討論

コ-ディネ-タ 辻井達一(北海道環境財団)

湿地の保全再生と市民参加 矢部和夫(札幌市立大学)

ラムサ-ル条約とワイズユ-ス-湿地をめぐる国際的な取組 小林聡史(釧路公立大学)

湿地をめぐる環境教育・ESD 生方秀紀(北海道教育大学)

湿地をめぐる環境社会学的視点 宮内泰介(北海道大学)

湿地におけるエコツ-リズムと地域経営 敷田麻実(北海道大学)


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