ESJ58 自由集会 W21
3月11日 18:00−20:00 B 会場
企画者: 畑田 彩(京都外国語大学), 中田 兼介(東京経済大学)
大学の授業科目としての「生態学」は、理学部や農学部だけに置かれているのではありません。文系学部・工学部などの一般教養科目や、教育学部における理科教育の枠の中で生態学教育に携わっている人も数多くおり、生態学と社会の繋がりを深めていく上で、その重要性はますます大きくなっています。
しかし専門の外で生態学を教えるには、多くの問題があります。学生たちは、これまで生態学をほとんど学んでいないこと、専門科目とのつながりが見えにくいためモチベ-ションがあがらないこと、実習設備がなく大人数対象の座学が中心になってしまうこと。。。。これらの問題に悩んでいる方は多いでしょう。
本自由集会では、教育学部・法学部で生態学を教えている二人の演者に、それぞれどのような教育を展開しているかをまずお話いただきます。パネルディスカッションでは、教育上の問題点や解決策などを取り上げ、会場のみなさんからも意見を募ります。なお、本自由集会は企画集会「博物館の生態学」のスピンオフ企画です。
趣旨説明 中田兼介(東京経済大)
保育職・小学校教員養成課程における河川調査実習の実践?教材開発力を育む 実習内容の検討 野崎健太郎(椙山女学園大・教育)
私立文系学生を対象とした生態学教育-暮らしにつなげる試みと苦労 谷垣岳人(龍谷大・法)
パネルディスカッション「アウェイで教える生態学とは」 コ-ディネ-タ-:畑田 彩(京都外大) パネラ-:野崎健太郎, 谷垣岳人, 平山大輔(三重大・教育), 鈴木まほろ(岩手県立博), 神松幸弘(地球研)