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ESJ58 自由集会 W26
3月11日 18:00−20:00 G 会場

キノコる集会

企画者: 都野展子(金沢大学自然科学研究科)


植物界、動物界、菌界の、前2界の相互作用系の研究の発展に比べ、菌類と動物の相互作用に関する研究は著しく立ち遅れています。

キノコは菌類の形成する花とも果実ともいえるステ-ジにあたり、それまで栄養基質のなかで生活していた菌類が、生活空間を変えて、他の生物、機動性の高い動物とも遭遇する機会が圧倒的に高まるときであり、正にも負にも相互作用が生まれないはずはないと予想されます。この分野の研究の発展を促し、キノコる人々を増やすため、キノコに焦点を当て、キノコ、キノコ食節足動物、キノコ食哺乳動物の3つの領域から話題を提供していただきます。

キノコ(菌類)にとっての動物 都野展子(金沢大学自然科学研究科)

キノコの進化と共生関係の多様性 保坂健太郎 (国立科学博物館 植物研究部)

Diversity in the north ? Nordic fungus gnats (Diptera: Sciaroidea) in a Holarctic perspective Jostein Kjaerandsen (Lund University, Museum of Zoology)

屋久島のサルのキノコ食  澤田晶子 (京都大学 霊長類研究所)

キノコ-ショウジョウバエ-寄生性センチュウの相互関係 萬屋 宏 (農研機構 野菜茶業研究所)

東南アジア熱帯林における菌食性甲虫の資源利用様式 山下 聡 (京都大学 地球環境学堂)


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