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こんな法案つくってみました
−生態学はどのように貢献できるのか−
企画責任者:
三橋弘宗(兵庫県立人と自然の博物館)・坂田宏志(姫路工大/兵庫県立人と自然の博物館)
概要
自然環境を保全するためには、法律によって保全の方針を保証する必要があります。どんなに優れた自然であっても、法としてその行為が規制されていなければ、自然の公益的機能を破壊しても罪には問われません。また、全国一律に人間の生産活動や開発に対する厳しい規制を設けるとすれば、社会的にも経済的にも著しい混乱を招くことになります。このような状況のもとで、自然環境の保全と人間活動のコンフリクトを解消するためには、生態学の研究成果に基づいたルールを明文化し、このルールに沿って事業を実施する必要があります。この自由集会では、来るべき未来を想定した実験的な試みとして、仮想的に作成された法案の一部を二人の演者に発表してもらい、皆さんと検討したいと思います。
プログラム
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趣旨説明:中越 信和(広島大学総合科学部)
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『田園生態系保全法』
日鷹 一雅(愛媛大学農学部)
代表質問:三橋 弘宗(兵庫県立人と自然の博物館)
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『野生動物の保護および個体数調整に関する法律』
坂田 宏志(姫工大/兵庫県立人と自然の博物館)
代表質問:草刈 秀紀(WWF)