| 要旨トップ | 目次 | 日本生態学会第57回全国大会 (2010年3月,東京) 講演要旨


一般講演(ポスター発表) P2-256

野生生物の最小存続可能個体数と絶滅:クマを参考にした個体群モデル

*由田太一,中桐斉之,田中裕美(兵庫県立大・環境人間),向坂幸雄(茨城県医療大)

最小存続可能個体数とはその数以下になると絶滅が危惧される最低限の数であり、従来から希少種についての最小存続可能個体数の推定がなされていた。ツキノワグマについても同様に最小存続可能個体数が推定されていたが、空間スケールを考慮した分析は考えられていなかった。そこで今回は格子モデル上にツキノワグマを参考にしたモデル生物を配置して、空間スケールを考慮した最小存続可能個体数の推定を行った。


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