| 要旨トップ | 目次 | 日本生態学会第59回全国大会 (2012年3月,大津) 講演要旨
ESJ59/EAFES5 Abstract


一般講演(ポスター発表) P3-HS18J (Poster presentation)

ビオトープからみる地球環境を見る

島田優, 星野和香菜 (奈良県立磯城野高等学校)

奈良県立磯城野高校は奈良盆地南部に位置する農業高校である。周辺には田畑が広がっており、山はないが、大和川水系一級河川である寺川が流れている。大和川は奈良盆地一帯を流れる水系の本流であり、一級水系に指定されている。しかしながら、2010年度の調査で、その水質は一級水系の中でワースト3になっており、水質改善、周辺の清掃などの活動が必要である。

本校理科部ではこれまでにビオトープの観察を通して生物と環境との関わりについて考えてきた。そこで実際の自然環境と比べるとどうなのかということを考え、昨年夏より寺川の清掃、水質調査と周辺の水中生物の生息状況の調査を行うことにした。今回は少ない調査結果ではあるが、本校理科部の活動報告を行い、今後の活動方針についてのご意見いただきたい。


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