| 要旨トップ | ESJ59 フォーラム 一覧 | | 日本生態学会第59回全国大会 (2012年3月,大津) 講演要旨 ESJ59/EAFES5 Abstract |
フォーラム U03 -- 3月21日 10:00-12:00 K会場
生物多様性の保全を推進するためには、地域の特性に応じた保全活動が必要であり、その担い手として地方自治体だけではなく、その地域の住民、NPO、行政、さらには企業も巻き込んだ地域連携型の保全活動の推進が望まれている。2011年10月にはそのような取組の促進を目指す生物多様性地域連携促進法(里地里山法)も施行され、各地での取組も本格化しつつある。
本大会の開催地である滋賀県は、古くから琵琶湖石けん運動などを通じて、環境保全に対して熱心な土地柄である。滋賀県の企業経営者の集まりである滋賀経済同友会では、2009年春に「琵琶湖いきものイニシアティブ宣言」を行い、生物多様性の課題にも取り組んで来た。
「生態学者よ、街に出よ!」シリーズ8回目となる本年は、生物多様性に熱心に取り組んでいる滋賀県企業の経営者と担当者をお招きし、実際の活動内容をご紹介いただくとともに、こうした活動に協力している地元の研究者の方にもご参加いただき、今後さらにどのように地域連携を進めていけばいいのか、どのような課題の解決が求められているかについて議論を行う。これにより、生態学会関係者と企業人の間での、継続的な意見・情報交換を行い、協働の活性化をはかる。
【プログラム】
私たちの生物多様性保全(仮)
滋賀銀行の取り組み(仮)
地域企業との協働から見えて来たこと(仮)