| 要旨トップ | ESJ60 自由集会 一覧 | 日本生態学会第60回全国大会 (2013年3月,静岡) 講演要旨
ESJ60 Abstract


自由集会 W18 -- 3月5日 18:00-20:00 I会場

「アウェイ」の生態学 Part 3 ―アウェイ教員の生態

企画者: 高橋大輔(長野大・環境ツーリズム), 平山大輔(三重大・教育)

「アウェイ」の生態学は,文系学部や工学部,教育学部など,「専門の外」における生態学教育を議論する場として企画され,今大会で3回目となります。前回は,アウェイでの授業の中心である大人数対象の座学における生態学の講義術について議論されました。

今回は,アウェイにおける生態学者の「生態」に焦点を当て,アウェイへの就職や求められる教育,そして研究環境などを取り上げます。生態学者がアウェイの職場で働くことは,何もネガティブな要素ばかりではないはずです。アウェイの教育・研究機関は,これまで生態学に関心の無かった人がその知識や考え方に触れる場として重要な役割を担うと考えます。また,アウェイの職場で生態学の新しい見方を身につけた人も多いのではないでしょうか。

本集会では,アウェイで働く4人の演者に,職場で求められる教員像や研究・教育環境,校務の様子などを紹介頂きます。次に,パネルディスカッションで,アウェイならではの魅力やアウェイへの就職術などを話題に,会場からも意見を募りながら議論します。

趣旨説明 高橋大輔(長野大・環境ツーリズム)

「アウェイ」の最先端に就職して 畑田 彩(京都外国語大・外国語)

3年間のアウェイ生活で分かってきたこと 松村俊和(甲南女子大・人間科学)

アウェイはそんなに遠いのか? 向坂幸雄(中村学園短大・幼児保育)

アウェイだと気付いていない地方国立大教員(教育学部)の生態 石川俊之(滋賀大・教育)

パネルディスカッション「アウェイの就職・研究・教育・校務」 コーディネーター:高橋大輔,平山大輔(三重大・教育) パネラー:畑田 彩,松村俊和,向坂幸雄,石川俊之,中田兼介(京都女子大・現代社会)


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