| 要旨トップ | ESJ61 フォーラム 一覧 | 日本生態学会第61回全国大会 (2014年3月、広島) 講演要旨
ESJ61 Abstract


フォーラム U02 -- 3月15日 18:00-20:00 E会場

若手研究者のキャリア形成:労働契約法の改正と雇用環境の変化

主催:キャリア支援専門委員会  半場祐子(キャリア支援委員会/京都工芸繊維大), 坂田(別宮)有紀子(キャリア支援委員会/都留文科大)

フォーラムのタイトル

「若手研究者のキャリア形成:労働契約法の改正と雇用環境の変化」

概要

日本生態学会キャリア支援専門委員会http://www.esj.ne.jp/careersupport/crrsprt_index.htmlでは、学位を取得した若手会員のキャリアパス形成支援を行なうため、2008年から毎年生態学会大会で「若手キャリア支援フォーラム」を行なってきました。2014年大会においては、労働契約法の改正により若手研究者が大きな影響を受けることが予想されるため、フォーラムのテーマとして「若手(男女)研究者の雇用の問題とキャリア形成支援」を取りあげます。3名の講演者による次のようなフォーラムを予定しています。

1.「労働契約法の改正と実務への影響」

講演者:関西外国語大学外国語学部 篠原信貴 氏

概要:平成24年に労働契約法が改正され、雇止めに関する判例法理が立法化されると共に、5年超の有期労働契約を反復更新している労働者に無期転換申込権を付与するいわゆる5年ルールが定められた。そこで、有期労働契約に対する法規制の概略と改正法の論点とを紹介し、改正法が実務に与える影響を整理検討する。

篠原氏の紹介:ご専門は労働法で、有期労働契約等を主な研究対象とされています。近年の著作に「有期労働契約と雇止め」などがあります。

2.「博士人材を取り巻く雇用環境の変化」

講演者:ポスドクスタイル株式会社執行役員 中登俊幸 氏

概要:ポスドク・博士人材専門の人材紹介会社としてパイオニア的存在であるポスドクスタイル株式会社の中登俊幸氏に、ポスドクの民間就職に関する最近の傾向についてご講演いただく。

3.「若手のキャリア支援に関する意識調査-生態学会の特徴および2007年からの変化ー」講演者:キャリア支援専門委員会

概要:2012年11月に男女共同参画学協会連絡会によって行われた大規模アンケートの結果から、若手のキャリア支援に関する意識をまとめて報告する。


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