| 要旨トップ | ESJ63 フォーラム 一覧 | 日本生態学会第63回全国大会 (2016年3月、仙台) 講演要旨
ESJ63 Abstract


フォーラム U12 -- 3月24日 13:30-16:30 RoomB

生態学の展望

主催:日本学術会議生態科学分科会  巌佐 庸(九大理), 矢原徹一(九大理)

日本学術会議生態科学分科会では、第22期と23期にわたって、日本の生態学の現状をレビューし、さらなる発展の障害となっている事項について検討を重ね、急速に発展すべき分野についての議論を進めてきた。今回、文書にとりまとめるにあたり、関連学会にも回覧してコメントを求め意見を集約してきた。本フォーラムは、日本学術会議生態科学分科会の公開シンポシンポジウムとして開催するものである。

文書ではとくに注目すべきものとして、若手研究者の育成、社会的課題への貢献、研究体制と研究費、急速な進展が予想される研究領域、に集中してとりまとめている。

本フォーラムでは、最初に「生態学の展望」の内容を紹介し、そのあと急速な進展が予想される生態学の研究領域として、 [1] 地球環境変化の科学としての生態学、と[ 1] 生命科学(分子生物学・生理学を中心とした)と生態学の融合、の2つをとりあげ、学会員だけでなく広く市民の参加を得て議論する。

[U12-1] 『生態学の展望』について  巌佐 庸(九大理)

[U12-2] Futher Earthなどの国際共同研究プロジェクトと日本の研究体制  矢原徹一(九大理)

[U12-3] 海洋生態系研究の最新動向と展望について  仲岡雅裕(北大厚岸)

[U12-4] 開花制御の生理学と陸上植物の環境適応  工藤 洋(京大生態セ)

[U12-5] ミクロ生物学分野が取り組む生態学の課題  河田雅圭(東北大理)


日本生態学会