| 要旨トップ | ESJ63 自由集会 一覧 | 日本生態学会第63回全国大会 (2016年3月、仙台) 講演要旨
ESJ63 Abstract


自由集会 W11 -- 3月22日 17:00-19:00 RoomB

「社会に向き合う生態学」──社会コミュニケーションの理論と実践

企画者: 多田満(国立環境研)

福島第一原発事故を契機に、科学者(研究者)は「市民との対話と交流に積極的に参加する」こと、さらに科学には「社会に向き合う」ことが求められている(社会コミュニケーション)。一方で、地球温暖化など研究者だけでは対応できない問題の解決を目指し、研究者と市民などが協働する(ともに「学ぶ」「考える」)ことが世界規模で議論され、実践されている。

社会コミュニケーションは、社会科学的アプローチによる理論面と社会技術による実践面の2つに分けられる。そこで本集会では、まず、社会コミュニケーションの理論を説明し、その実践例として、企画者がおこなっている「環境カフェ」について紹介する。環境カフェについては、会場において「『海辺』の生態学」というテーマで実際に参加者とともに実践する。最後に、生態学における「環境カフェ」による今後の取り組みの展望について議論をおこなう。

[W11-1] 社会コミュニケーションの理論  多田満(国立環境研)

[W11-2] 社会コミュニケーションの実践──「環境カフェ」  多田満(国立環境研)

[W11-3] 「海辺」の生態学──「環境カフェ」の実践例  多田満(国立環境研), 戸祭森彦(筑波大・下田臨海実験セ)

[W11-4] 「環境カフェ」の今後の取り組み  多田満(国立環境研), 戸祭森彦(筑波大・下田臨海実験セ)


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