| 要旨トップ | ESJ64 フォーラム 一覧 | 日本生態学会第64回全国大会 (2017年3月、東京) 講演要旨
ESJ64 Abstract


フォーラム U05  3月16日 14:00-16:00 C会場

日本の絶滅危惧種とその生息地を守るために何をすべきか?

吉田正人(筑波大・自然保護専門委員会委員長)

 環境省のレッドリストには3600種近い生物種が絶滅危惧種として掲載されていますが、種の保存法の国内希少野生動植物種に指定されているのは175種にすぎません。国内希少野生動植物種に指定されている種の生息地も安泰ではなく、日本各地で開発の危機にさらされています。今年の通常国会では、絶滅の恐れのある野生動植物の種の保存に関する法律の改正が議論されます。本フォーラムでは、日本生態学会自然保護専門委員会が、要望書等を提出し、保全に取り組んできた事例をもとに、絶滅危惧種とその生息地を保全するため何をすべきかを考えます。

[U05-1] 日本生態学会自然保護専門委員会からの種の保存法改正に対する提言 吉田正人(筑波大・自然保護専門委員会委員長)

[U05-2] 日本生態学会自然保護専門委員会が要望書等を提出した生息地の保全(沖縄やんばる・辺野古、上関原発) 加藤真(京都大)ほか

[U05-3] 日本生態学会自然保護専門委員会が要望書等を提出した生息地の保全(亀岡サッカースタジアム建設とアユモドキの保全) 村上正興(元京都大学)

[U05-4] 日本生態学会自然保護専門委員会が要望書等を提出した生息地の保全(リニア中央新幹線と濃飛横断自動車道によるハナノキ湿地への影響) 菊地賢(森林総合研究所)ほか

[U05-5] 法制度改正への提言 神山智美(富山大)


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