| 要旨トップ | ESJ65 自由集会 一覧 | 日本生態学会第65回全国大会 (2018年3月、札幌) 講演要旨
ESJ65 Abstract


自由集会 W09  3月14日 16:00-18:00 J会場

水生植物の長期モニタリング

野原精一(国立環境研究所),廣田充(筑波大学)

昔、冬はもっと寒かったと感じている年長者でも1980年代には気候変動について、地質学者以外身近な環境問題として捉えていなかった。しかし、近年多発する大型台風、大洪水等は陸水・沿岸域の生態学者も攪乱要因として考慮しないではいられない時代となった。そこで、この自由集会では30年以上にわたって水生植物の長期モニタリング研究に携わって来られた研究者に水草の長期モニタリングの歴史と現状について講演頂く。さらに、発展してきたモニタリング手法・技術について紹介して頂き、今後実施すべき水草の長期モニタリングについての将来を議論する。

[W09-1] 趣旨説明 野原精一(国立環境研究所),廣田充(筑波大学)

[W09-2] 日本の水生植物の現状〜40年のフィールドワークから 角野康郎(神戸大学)

[W09-3] 宍道湖における水草の長期変遷と近年の突発的な分布域拡大 國井秀伸(島根大学)

[W09-4] 水生植物の長期モニタリング、特に外来種コカナダモの栄枯盛衰 野原精一(国立環境研究所)


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