| 要旨トップ | ESJ66 フォーラム 一覧 | | 日本生態学会第66回全国大会 (2019年3月、神戸) 講演要旨 ESJ66 Abstract |
フォーラム U06 3月17日 12:45-14:15 Room I
防災を目的とした護岸建設などによって、砂浜、干潟、藻場、サンゴ礁などの海岸の生態系が破壊されるという事例が増えている。一方でこれらの海岸生態系は、ウミガメなどの産卵の場であるとともに、海浜植物、甲殻類、二枚貝を初めとする貝類などの生物多様性を育む重要な生態系であり、十分な調査も行われないままに防災のためであるとして破壊される事例が多い。本フォーラムでは、これらの海岸生態系の重要性とコンクリート護岸に代わるリジリエンスの考え方を議論したい。
[U06-1]
趣旨説明ー海岸生態系の保護とリジリエンス
Introduction to Coastal Ecosystem Conservation and Resilience
[U06-2]
奄美大島嘉徳海岸のコンクリート護岸計画について
Shoreline Protection Plan at Katoku Coast, Amami Oshima Island
[U06-3]
沖縄県名護市嘉陽海岸における住民参加型護岸工事について
Community Involvement for Shoreline Protection at Kayo Coast, Nago City, Okinawa Prefecture
[U06-4]
ウミガメの行動から砂浜のあり方を考えるー横断構造物と砂浜の関係
Sand Coast and Shoreline Protection from the view of Sea Turtle
[U06-5]
海岸生態工学から見たコンクリートのみに依存しない海岸保全と制度改正の提案
Shoreline Protection without depending on concrete structure from the view of Ecosystem Coastal Engineering