| 要旨トップ | 本企画の概要 | 日本生態学会第67回全国大会 (2020年3月、名古屋) 講演要旨
ESJ67 Abstract


シンポジウム S23-4  (Presentation in Symposium)

バイオロギングによる海鳥の移動研究
Advances in bio-logging techniques and their application to study migration in wild seabirds

*依田憲(名古屋大学)
*Ken YODA(Nagoya University)

日常的に数百キロメートルの採餌旅行を繰り返す海鳥の成鳥は、目印の無い海上から繁殖地である島の方角がわかるのだろうか?日本海の島から巣立って南へ渡る幼鳥は、立ちはだかる日本列島にどのように対処するのだろうか?本講演では、動物に小型のデータロガーをとりつけ、動物自身の行動や生理状態、経験する環境などを時系列データとして記録する手法であるバイオロギングを活用して、海鳥類の移動を研究した成果を紹介する。さらに、機械学習による解析やAI搭載ロガーなどの新展開を見せるバイオロギングの近未来について紹介する。


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