| 要旨トップ | ESJ67 フォーラム 一覧 | 日本生態学会第67回全国大会 (2020年3月、名古屋) 講演要旨
ESJ67 Abstract


フォーラム U04  3月6日 15:00-16:30 Room O

生態学会の将来を考える-学会構成員とジェンダーの視点から
The Future of ESJ: member composition and gender balance

宮下直(東京大学 / キャリア支援専門委員会), 佐竹暁子(九州大学 / 将来計画専門委員会)
TADASHI MIYASHITA(University of Tokyo), Akiko SATAKE(Kyushu University)

キャリア支援専門委員会は、2010年に将来計画専門委員会から独立した組織で、その後は別個に活動を続けてきた。狭義のキャリアパスはもちろん、男女共同参画による多様な人材の確保、生態学の裾野を広げるための学会と社会の相互交流を促進する活動を展開してきた。会員数の維持・増加はもとより、最近問題になっている博士進学者減少への歯止めの効果を期待したものである。一方、将来計画委員会では、生態学研究の国際化や学際化、先導的研究者の育成などに尽力してきした。つまり、両者の活動内容は相補的な関係にあると言える。さらに本年度より、キャリア支援員会が進めてきた大会参加者や学会員のジェンダーバランス分析に加え、学会員全体の動向を包括的に分析し、今後の学会の在り方に資する「会員動向分析WG」も立ち上がった。本フォーラムでは、両委員会の活動概要を紹介するとともに、WGが進めている学会員の動向分析の結果を紹介し、今後の望ましい会員構成への取り組みと方向性について議論したい。

[U04-1]
キャリア支援専門委員会のこれまでとこれから 宮下 直(東京大学)・木村 恵(森林総研林木育種センター)・上野裕介(石川県立大学)
The past and future of the career support committee Tadashi Miyashita (University of Tokyo), Megumi Kimura (FTBC FFPRI), Yusuke Ueno (Ishikawa Prefectural University)

[U04-2]
将来計画専門委員会のこれまでとこれから 佐竹暁子(九州大学)・辻 和希(琉球大学)・巌佐 庸(関西学院大学)
The past and future of the strategic planning committee Akiko Satake (Kyushu University), Kazuki Tsuji (Ryukyu University), Yo Iwasa (Kwansai Gakuin University)

[U04-3]
大規模アンケート、大会参加者属性、学会賞受賞者から見るキャリアとジェンダー 鈴木智之(東京大学)・水野晃子(名古屋大学)
Career and gender viewed from large-scale questionnaires, annual meeting participant attributes, and ESJ award winners Satoshi Suzuki (University of Tokyo), Akiko Mizuno (Nagoya University)

[U04-4]
入会者数と退会率の分析から見る学会員の人口動態 深谷肇一(国立環境研究所)
Population dynamics of ESJ members Keiichi Fukaya (NIES)

[U04-5]
コメント 占部城太郎(日本生態学会会長/東北大学)
comment Jotaro Urabe (ESJ President, Tohoku University)


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