| 要旨トップ | 目次 | | 日本生態学会第68回全国大会 (2021年3月、岡山) 講演要旨 ESJ68 Abstract |
一般講演(ポスター発表) P2-136 (Poster presentation)
1150年分の長期SPEIデータの整備にむけた経過報告
(800字まで498文字)
近年の干ばつや洪水といった極端現象の頻度とその程度は増大しており、長期的な視点からみた極端現象について、理解する必要性が高まっている。本研究では、水バランスを示す指標であるSPEI(the standardized precipitation evapotranspiration index)Iの1150年分(851-2000年)のデータ整備を目標とした。
SPEIの算出はRで行い、月毎の降水量および可能蒸発散量を用いた。これらのデータは、月毎の降水量および可能蒸発散量は、第5次気候モデル相互比較プロジェクト(CMIP5)の一つであるCCSM4 (Landrum et al., 2013)モデルの海水面温度を用いた同位体大気大循環モデル(IsoGSM Yoshimura et al., 2008)のシミュレーションによって算出されたものを用いた。3,6,12,24カ月のSPEIを算出した。当日は、その結果を図示する。