| 要旨トップ | ESJ68 フォーラム 一覧 | 日本生態学会第68回全国大会 (2021年3月、岡山) 講演要旨
ESJ68 Abstract


フォーラム U11  3月21日 17:00-18:30 Room G

コロナ禍で生物学の実験・実習はどう変わるか
How to deal with biological experiments and practices under Covid-19 pandemic?

畑田彩(生態学教育専門委員会・京都外国語大学), 中田兼介(生態学教育専門委員会・京都女子大学)
Aya HATADA(Ecological Education Committee / Kyoto Univ. of Foreign Studies), Kensuke NAKATA(Ecological Education Committee / Kyoto Women's University)

 2020年度、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、多くの教員がオンラインによる授業を余儀なくされました。生物学の実習や実験も例外ではありません。普段は野外や実験室で、学生自らが体験する形で行われる実習や実験を、オンラインでどうすればよいのか頭を悩ませた会員は多いと思います。オンラインで行われる生物学の実験・実習にはどんな乗り越えるべき課題があり、今後どのような方向性を目指すべきなのでしょうか。オンライン授業でも教育効果を高めるために、どのような工夫がなされたのでしょうか。
 そこで、本フォーラムでは、高校、専門科目として生態学を学ぶ大学、博物館、といった現場でオンラインによる教育に取り組んだ方々に、その内容についてご紹介いただき、この一年の経験を踏まえたこれからの生物学の実習や実験の在り方について、参加者を交えざっくばらんな意見交換を行いたいと思います。

[U11-1]
趣旨説明 中田兼介(京都女子大学)
Introduction Kensuke NAKATA(Kyoto Women's University)

[U11-2]
対面授業+e-Learningで生徒の多様な興味に向き合う 宮田理恵(神戸女学院中学部・高等学部)
Face to face classes and e-Learning for students' diverse interests Rie MIYATA(Kobe College Junior and Senior High School)

[U11-3]
コロナ禍でも実験・実習を止めるな!農学系大学の知恵と勇気と有給休暇 西脇亜也(宮崎大学農学部フィールドセンター)
Don't stop the student practice during Covid-19! Wisdom, courage and paid holiday of agricultural universities. Aya NISHIWAKI (Miyazaki University)

[U11-4]
デスクワーク嫌いの生態学徒にはコロナ禍は新しい講義スタイル構築のチャンス 川窪伸光(岐阜大学応用生物科学部)
For field ecologists hating desk works, the Covid-19 allows new style lectures Nobumitsu KAWAKUBO(Gifu University)

[U11-5]
全国のミュージアムがオンラインで手を組んだ「おうちミュージアム」の1年間 渋谷美月(北海道博物館)
Annual progress of "Ouchi Museum" in cooperation with over 200 museums: some case of biological programs Shibuya Mizuki (Hokkaido Museum)


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