| 要旨トップ | 目次 | 日本生態学会第69回全国大会 (2022年3月、福岡) 講演要旨
ESJ69 Abstract


一般講演(ポスター発表) PH-18  (Poster presentation)

ウシガエルと二ホンウナギ の食性および古隅田川 の生態系について
Lithobates catesbeianus and Anguilla japonica feeding habits and the Furusumida River ecosystem

*原浩大, 関根佳吾(埼玉県立春日部高校)
*Koudai HARA, Keigo SEKINE(Kasukabe high school)

ウシガエル(学名:Lithobates catesbeianus)は、北米原産の大型のカエルである。日本全国で野生化しており、日本の生態系に大きな影響を与えることから環境省の特定外来生物にも指定されている。本研究では春日部市やその周辺の河川を中心に食性や生息場所等の調査を行った。食性については捕獲したウシガエルの胃の内容物を調査し、ミシシッピアカミミガメの幼体等が確認された。調査結果より、多くの種類の動物が餌となっていることが改めて確認された。生息場所に関しては春日部市内の河川において12月中旬まで確認されており、厳寒期以外は活動期間としているのではないかと考えた。本発表については結果および考察を報告する。
※題名には「ニホンウナギ」とありますが、発表登録時からの研究内容の変更により、ウシガエルについてのみ発表することとしました。
※発表については、昨年と同様であれば、当日Zoomを用いた口頭発表も行う予定です。


日本生態学会