| 要旨トップ | ESJ69 フォーラム 一覧 | 日本生態学会第69回全国大会 (2022年3月、福岡) 講演要旨
ESJ69 Abstract


フォーラム U07  3月15日 13:00-14:30 Room F, オンライン

ウィズコロナの生態学教育
Ecological education with Corona

畑田彩(京都外国語大学), 中田兼介(京都女子大学)
Aya HATADA(Kyoto Univ. of Foreign Studies), Kensuke NAKATA(Kyoto Women's Univ.)

 新型コロナウイルスが確認されてから2年余りがたちました。教育現場に立つみなさんは、この2年間、未知のウイルスへの対策を試行錯誤しながら、生態学教育を何とか続けてこられたことと思います。ワクチンや治療薬が普及してきたとはいえ、変異株も次々と確認されており、新型コロナウイルスとの闘いは長期戦の様相を呈しています。これからの生態学教育は、「ウィズコロナ」を想定して展開していく必要があるでしょう。
 では、「ウィズコロナ」の生態学教育では、どのような手法が考えられるでしょうか。コロナを機に普及したICTの活用、感染対策をしながらの対面での生物学実習やフィールドワークなど、それぞれがすでに取り組まれていることと思います。そして、その中でさまざまな問題点も見えてきたことと思います。ICTではカバーできない生態学の授業・実習はどうしたらよいのでしょうか。コロナ感染を防ぐために、どのような基準を満たせば対面授業ができるのでしょうか。国境や県境をまたいだ移動が制限される中、フィールドワークを続けるためにはどうしたらよいのでしょうか。そこで、本フォーラムではウィズコロナで生態学教育を行ってこられた方に、ご自身の経験をご紹介いただき、「ウィズコロナの生態学教育」の問題点への解決策や、新たな可能性について議論を深めたいと思います。

[U07-1]
趣旨説明 中田 兼介(京都女子大)
Introduction NAKATA Kensuke (Kyoto Women's Univ.)

[U07-2]
ポケモンとポッドキャストで生態学教育 鈴木 紀之(高知大)
Ecological Education using Pokemon and Podcast SUZUKI Noriyuki (Kochi Univ.)

[U07-3]
コロナ禍における野外実習の工夫の数々 西脇 亜也(宮崎大)
Ingenuities of Field biology classes in Corona NISHIWAKI Aya (Miyazaki Univ.)


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