| 要旨トップ | 目次 | 日本生態学会第71回全国大会 (2024年3月、横浜) 講演要旨
ESJ71 Abstract


一般講演(ポスター発表) PH-07  (Poster presentation)

負の走光性を示す照度におけるボルボックスの成長【A】【O】
Volvox Growth at Negative Phototaxis Illuminance【A】【O】

*牛草晶(埼玉県立春日部高校)
*akira USHIGUSA(Kasukabe High School)

ボルボックス(学名:Volvox.aureus)は、緑藻の一種であり、代表的な群体生物である。池や川、水田などの淡水に生息している。
 昨年の研究では生育環境の照度と走光性の関係を調べ、正・負どちらの走光性も示さない照度(以下、適光環境)を記録した。適光環境にてボルボックスを培養すると、普段培養している個体よりも早く、大きく育った。ボルボックスの走光性は増殖や成長に適した環境への移動に寄与することが示された。
 
 今回の研究では、成長に適さない環境と考えられる強い光を照射し、負の走光性を示す照度(以下、強光環境)での生育を観察した。ボルボックスは増殖・減少した後に再び増加するという結果が得られた。
 このことから、ボルボックスは強光環境にて世代を重ね、適応したのではないかと考えた。
次に強光環境下で生育したボルボックスを、普段培養している環境、適光環境、強光環境の3つのサンプルに分けて生育し、増減を観察した。


日本生態学会