| 要旨トップ | 目次 | 日本生態学会第71回全国大会 (2024年3月、横浜) 講演要旨
ESJ71 Abstract


一般講演(ポスター発表) PH-26  (Poster presentation)

鳴き声から探る!天然記念物カラスバト【A】【O】
Explore from the sound of the cry!NaturalMonumentJapanese Wood Pigeon【A】【O】

*相田麻衣, 西田翔馬, 友常伶(都立国分寺高等学校)
*Mai SODA, shoma NISHIDA, Rei TOMOTSUNE(Tokyo Metropolitan KokubunjiHS)

カラスバト(Columba janthin)は伊豆諸島をはじめとする島嶼に生息する鳥で、天然記念物、準絶滅危惧種に指定されている。保全が必要だが、警戒心が強く、森の奥深くに生息するため野外での観察は難しい。そのため生態解明はあまり進んでおらず、保全が難しい状態にある。そこで、本研究は飼育個体の観察と鳴き声をもとに、カラスバトの交尾について明らかにし、生態解明に貢献することを目的とした。
2023年11月18日に伊豆大島の大島動物公園でカラスバトのペアを2組観察し、行動を記録しながら鳴き声を録音した。行動と鳴き声を照らし合わせ、鳴き声の意味を推測するという手法をとった。また、録音した鳴き声は野鳥の音声分析ソフト「Raven Pro」を用いて声紋に表し、雌雄の鳴き声の違いや交尾前後の鳴き声の種類について分析した。その結果、交尾前後での行動とそれに伴う鳴き声は、両方のペアで同じパターンになることが分かった。また、今回カラスバトの交尾時の鳴き声の録音に成功したので、それについても考察を行う。


日本生態学会