| | 要旨トップ | ESJ73 自由集会 一覧 | | 日本生態学会第73回全国大会 (2026年3月、京都) 講演要旨 ESJ73 Abstract |
自由集会 W25 3月12日 19:00-20:30 Room G: 京大総合南11
地球温暖化は、単なる気温の上昇にとどまらず、地球上の生態系全体に深刻な影響を及ぼしており、温室効果ガスの削減対策を早急に講じることが世界的に求められている。日本でも、政府が2050年のカーボンニュートラル実現という国際公約を掲げ、CO2の排出を伴う化石燃料から再生可能エネルギーへの転換を図っている。一方で、自然環境や住環境上、懸念のある計画もあり、各地で反対運動も起きている。再生可能エネルギー導入の際には、より一層の自然環境に適切な配慮が求められている。
本自由集会では再生可能エネルギーの導入による自然環境への影響のうち、特に植生への影響の現状を紹介し、適切に自然環境に配慮した再生可能エネルギー導入を進める上で、植生学の立場からどのような対応をしていくべきかを議論する。
話題提供:
趣旨説明(若松伸彦:日本自然保護協会)
釧路地域の再生可能エネルギー導入の状況と植生への影響(加藤ゆき恵:釧路市立博物館)
(仮)阿蘇の草原における太陽光発電の導入の実態(増井太樹:阿蘇グリーンストック)
植生学の専門家が地域の開発に果たす役割-岡山県鏡野町での風力発電建設計画
の事例-(西本孝:e-Tam自然と教育研究所)
コメンテーター:調整中