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自由集会 W19

特定外来生物防除の最前線〜対策と問題点〜

企画者:山田文雄(森林総合研究所) 五箇公一(国立環境研究所),草刈秀紀(WWFジャパン)

2005年6月に外来生物法が施行されてからこれまでに、90種類に上る外来生物が、規制対象種である「特定外来生物」に指定された。これらの特定外来生物の中には、既に日本国内で定着して、分布を広げ、在来生物や生態系、さらには人間生活にも深刻な被害を及ぼしている種が多数存在する。特定外来生物の野生化個体群防除は、外来生物対策の緊急課題と言える。本集会では、アライグマ、マングース、オオクチバス、アルゼンチンアリ、グリーンアノール、カミツキガメなど、特定外来生物の防除に関する研究や事業を実際の現場で推進している研究者の面々を揃え、現在の防除実態および将来予測、さらに現状の問題点について解説して頂き、会場の方々も交えて、外来生物防除の推進に生態学者が何をすべきかについて議論したい。

日本生態学会