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日本生態学会 ポスター賞について

2013-01-05 現在 (ESJ60版)
日本生態学会大会企画委員会

趣旨ならびに応募資格

日本生態学会は、若手研究者を奨励するために、優秀なポスター発表を行った者に賞を贈ります。 ポスター賞授与対象者は、自身でポスター講演を申し込み、研究発表を行った若手会員です。第60回大会ではポスター賞応募資格を以下のように定めます。 応募に際して十分ご配慮下さい。

1. 一般講演申し込み締め切り期限(2012 年11 月8 日)の時点で博士号未取得の若手会員(学部学生、大学院生、研究生)。

2. 過去の日本生態学会大会(ESJ)ポスター賞「最優秀賞」または「優秀賞」を受賞した者は、上記の条件を満たしていても応募できない。ただし、過去の日本生態学会大会にはEAFES と合同で運営された大会を含む。

選考および受賞の単位

分野ごとに、企画委員会により選定された審査員により審査を行い、 各分野で「最優秀賞」(1、2名;“該当者なし”もある) および「優秀賞」(若干名)を選出します。ポスター賞の分野は申し込み時の希望をもとに設定されますが、必ずしも希望に添えない場合があることをご承知ください。

審査の要点と発表者の心構え

選考上重視されるポイントには以下のようなものがあります。ポスター賞応募者は、これらの点に十分考慮してポスター作成、並びに発表をお願いします。

(A) 研究内容をわかりやすく伝える能力(ポスターの情報伝達能力)

ポスター発表では、研究内容をわかりやすく表示することが重要です。参加者に足を止めてもらえなければ、ポスター発表は始まりません。「選んでもらう」ためには、(1)良いタイトル、(2)良い要旨は不可欠ですし、(3)視線を引きつける工夫も必要でしょう。また、(4)短時間でおおまかな内容が伝えられる工夫も重要でしょう。そのためには、字・図表が遠くからでもわかる、情報過多でない、説明なしでも要点が理解できることなどが重要です。

(B) 発表技術

限られた時間で多くの聴衆に研究内容を伝えるには、(1)説明がわかりやすい、(2)説明時間が適度、(3)質問への応答が端的かつ的確、(4)聴衆全体に対する気配りなどが重要となります。コアタイムには多くのポスター発表が同時に行われるので、聴衆が個々の発表に費やせる時間は限られます。2-3分程度で研究概要を説明し、質問やディスカッションへの時間配分も考慮した発表が望まれます。

(C) 研究の質

(1)新規性・独創性、(2)データの質・量、(3)解析方法の妥当性、(4)議論・結論の妥当性 について審査されます。


ポスター賞は多くの審査員のご協力によって運営されています。どうぞご理解とご協力をお願いいたします。