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四次元の生態学:火はどのように植生を変えるのか?
企画責任者:
高原 光(京都府大院・農)・佐々木尚子(京大院・農)
概要
「火」は植生に影響を与える撹乱要因のひとつであり、たとえば北米では、生態系を維持 する機構の重要な要素として位置づけられている。この「火」と植生との関係 について、日本ではこれまで、100年以内の比較的短い時間スケールでの研究がすすめられてきた。また、100年−1000年の長い時間スケールでは、堆積物中に含まれる 炭化片の 量と植生との関係について、研究がすすめられつつある。この集会では、「火は植生 をどう変えるのか?」をテーマに、異なった時間・空間スケールでの研究成果につい て話題提供していただき、「火」に対する植生の応答を、異なる時間スケー ルでとらえると何がみえてくるのか?という、分野を越えた議論の場をつくりたい。
プログラム
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炭からわかる火と植生の歴史−堆積物中の微粒炭分析による
小椋 純一(京都精華大・人文)
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火事跡における植生の回復過程
津田 智(岐阜大・流域圏科学研究センター)
>企画者による
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