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第8回植生地理学の視点:照葉樹林の分布限界をさぐる
企画責任者:
磯谷達宏(国士舘大・地理)・星野義延(農工大・地域生態システム)
概要
この集会は、照葉樹林の分布限界域における森林分布の実態および個体群・群落の動態に関する知見をもとに、照葉樹林の分布限界についての理解を深めることを目的として行います。異なる植生帯間の境界域における植生の実態を明らかにすることは、植生地理学の重要な課題の一つです。人為的改変が進んでいるとはいえ、日本は照葉樹林帯と夏緑広葉樹林帯との境界を研究するのに好適な地域といえるでしょう。今回は、照葉樹林の水平分布のうち太平洋側の北限域での研究成果を提示していただき、このような課題への理解を深めていきたいと考えています。
プログラム
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趣旨説明
磯谷達宏(国士舘大・地理)
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水平分布北限域における暖温帯常緑植物の生育状況:マルチ・スケール解析から得られた2・3の知見
平吹喜彦(宮城教育大学)
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シイ・カシ林分布北限域における群落構造と主要樹種稚樹個体群の動態
山下寿之(富山県中央植物園)