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大台ヶ原における生物間相互作用ネットワークとニホンジカの個体数管理
企画責任者:
日野輝明(森林総研・関西)
概要
大台ヶ原では,ニホンジカによる樹木実生や樹皮の採食によって,森林生態系の存続が危ぶまれている。私たちは,森林内にニホンジカとミヤコザサなどの除去実験区を設営し,植生,動物相,土壌の性質等の定量的なモニタリング調査を,6年間にわたって行ってきた。自由集会では,成果を報告するとともに,それをもとに大台ヶ原の森林生態系における生物多様性を最大にするための,シカの個体数管理方法について議論したい。
プログラム
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ニホンジカとミヤコサザが樹木実生の生存に及ぼす影響
伊東宏樹(森林総研・関西)
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ニホンジカとミヤコザサが中型土壌動物群集に与える影響
伊藤雅道(横浜国大・環境情報)
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ニホンジカとミヤコザサが林床の節足動物群集に与える影響
上田明良(森林総研・関西)
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ニホンジカとミヤコザサが鳥群集に与える影響
日野輝明(森林総研・関西)
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森林におけるミヤコザサ?ニホンジカ?土壌間の窒素循環モデル
古澤仁美(森林総研・関西)
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生物間相互作用ネットワークに基づくニホンジカの適正密度
日野輝明(森林総研・関西)