フェノロジー研究会「芽ばえのナチュラルヒストリー」
企画責任者:
大野啓一(千葉県立中央博物館)
場所:筑波研修センター第二研修室(つくば市天久保1-13-5 Tel. 0298-51-5152)
つくばセンターよりバス約5分または徒歩約20分(地図等は適当な場所に掲示予定)
概要
芽ばえ(実生)は、種の生活史や植生の動態を探る上で重要であるが、その形態や分類、および生態についてはまだ断片的にしか知られていない。芽ばえは、親植物にはない(発芽や子葉関係)、あるいは親植物とは異なる(葉序、葉形、伸長パターンなど)諸特性をもつなど、それ自体も興味深い研究対象である。今回は、さまざまな種の芽ばえを詳細に観察されてきたお二人に話題提供をいただき、芽ばえを観察し識別する視座を学ぶとともに、これまで不十分であった芽ばえに関するコミュニケーションを活性化するきっかけとしたい。
プログラム
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芽ばえの観察から---樹木の生活型との関連やトピックスなど
八田洋章(国立科学博物館・筑波実験植物園)
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樹木の実生形態にみる多様性
山中典和(鳥取大・乾燥地研究センター)
終了後に簡単な懇親会、翌日は近くの国立科学博物館筑波実験植物園にて八田さん御案内による樹木の観察会を行なう予定です。会場の筑波研修センターでの宿泊もできます(二食付き約5500円、但し先着20名まで)。宿泊を御希望の方は下記へハガキ、Fax、E-mailのいずれかにてお申し込みください。会員外の参加も歓迎します。申込期限は2月末日としますが、その後でも受け付ける場合もあるのでお問い合わせください。
申込先:大野啓一(〒260-8682 千葉県立中央博物館;Fax. 043-266-2481;e-mail: oonok@chiba-muse.or.jp)