| 要旨トップ | ESJ56 自由集会 一覧 | | 日本生態学会第56回全国大会 (2009年3月,盛岡) 講演要旨 |
自由集会 W07 -- 3月17日15:00-17:00 H会場
近年、「地球観測の推進戦略」(H16、総合科学技術会議)において生態系を含む地球観測の重要性が主張されるなど、国を挙げた取組がなされる土台ができつつある。また、ゲノム解析技術からリモートセンシングまで、様々な計測技術が開発され、生態学研究や生態系観測においても多数利用されてきた。科学の先端を切り拓いていくためには、先端的な計測技術を研究に十分に活用しながら、研究が計測技術の発展そのものにも寄与できるような協働体制を創り上げていくことが重要である。しかし、このような協働の実現には、今後の科学者の取組に期待するところが大きい。そこで、本自由集会では、演者の方々に、生態学研究や生態系観測において現在利用されている計測技術についてご報告いただき、科学の革新的な進歩に必要な計測技術について議論する。これらの議論を通じて、生態学研究や生態系観測における多様なニーズを把握し、どのような計測技術を推進すればこれらの研究の進展に寄与するのかを見極め、わが国の研究開発戦略へとつなげていくことを目指す。
自由集会では、計測技術開発の現状やアンケート調査の結果を紹介しながら、生態学で用いる計測技術についての話題提供をいただきます。これらを話題に、会場の皆様と自由に議論したいと思います。
イントロ:生態学の進展に寄与する計測技術とは?
植物研究における計測
動物研究における計測
生態系観測における計測
計測技術に期待すること
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