| 要旨トップ | ESJ56 自由集会 一覧 | 日本生態学会第56回全国大会 (2009年3月,盛岡) 講演要旨


自由集会 W17 -- 3月17日17:15-19:15 G会場

微生物がつなぐ土壌生態系と地上部生態系-北大苫小牧研究林を中心として

企画者: 大舘智氏 (北大), 金子信博 (横浜国大), 日浦勉(北大), 笠原康裕(北大)

今まで地上部生態系(緑色生態系)と土壌生態系(腐食生態系)は別個に研究されることが多かった,しかしながら土壌生態系の大元の物質供給源は陸上生態系であり,また地上部生態系は土壌生態系による栄養塩の供給などで成り立っており,この2系は不可分のものである,この2つの生態系をつなぐものものとして微生物の果たす役割は高い.この集会では,北海道の苫小牧研究林を中心に行われているいくつかの操作実験系の成果を微生物を仲介として,文字通り有機的に結びつけた論議を行いたい.

ミミズ類アバンダンスの変動パターンと物質動態 *豊田鮎(自然研), 川口達也(横浜国大), 岩島範子(島根大), 金子信博(横浜国大)

シカによる林床植生と土壌生態系への影響 日野貴文, 揚妻直樹(北大), 豊田鮎(自然研), 日浦勉(北大)

土壌生態系における捕食者(トガリネズミ)の役割 南波興之(北大)

高次捕食者(トガリネズミ)の土壌微生物相への影響 山本佳奈(北大)

土壌生態系と陸上生態系と結ぶ微生物の役割 笠原康裕(北大)

なぜ, つなぎたいのか?ー総合討論の導入としてー 金子信博(横浜国大)

司会 日浦勉(北大)

企画代表・進行係 大舘智氏(北大)


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