| 要旨トップ | ESJ62 自由集会 一覧 | | 日本生態学会第62回全国大会 (2015年3月、鹿児島) 講演要旨 ESJ62 Abstract |
自由集会 W04 -- 3月18日 15:30-17:30 J会場
内閣府のアンケート調査によると、市民による「生物多様性」の認知度は「地球温暖化」と比較して著しく低く、またこの傾向は理系大学生でも同様である。生物多様性が持続可能社会の重要課題であることの理解を社会各層に広げ、主流化するためには、どのような教育的取り組みが有効であろうか。その導入および主題として、「生態系サービス」の教育は意義があると考えられる。
この集会では、学校教育、市民教育などにおける生態学教育、その中での生態系サービスの取り扱いの実例を報告し、生物多様性の主流化に向けた教育の設計・実践の課題を議論する。
話題提供(予定):
1. 「日本アジア里山教育イニシアティブ」大黒俊哉(東大)
2. 「生態系文化サービスの中の教育・環境学習の評価」林 希一郎(名大)
3. 「工学教育における生態学と生態系サービス」町村 尚(阪大)
4. 「IPBESを通じた生物多様性の能力形成強化の取組みと展望」齊藤 修(国連大)
総合討論
コーディネータ:大場 真(国環研)、松井孝典(阪大)
コメンテータ:未定
この自由集会の最新情報・関連情報は、下記ウェブサイトで随時提供する。
http://www.see.eng.osaka-u.ac.jp/seege/seege/event/esj62_WS/index.html