| 要旨トップ | 本企画の概要 | 日本生態学会第65回全国大会 (2018年3月、札幌) 講演要旨
ESJ65 Abstract


企画集会 T17-4  (Presentation in Organized Session)

気候変動対策と自然環境保全の間で起こる問題に係る科学的知見を実際の政策に還元するには?

*大澤隆文(環境省)

熱帯域における大規模ダム開発は、気候変動対策として二酸化炭素CO2排出の少ない水力発電として位置づけられている。本集会ではその自然環境への影響について科学的な発表が行われることを踏まえつつ、演者は政策立案者側の立場から、①気候変動と自然保護に係る最近の政策議論(ダム等のインフラ開発による生物多様性への影響に係る生物多様性条約における議論を含む)、②各国生物多様性国家戦略におけるダムの位置づけ(ブラジル及びラオスの例)、③どう研究成果を政策に還元したら良いか(私案)について説明を行う。


日本生態学会