日本生態学会

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オンラインワークショップ

身近な生態系と教育と福祉をつなぐ 〜自然を活かす・ともに生きる〜

→チラシは こちら

1)イベント概要
自然には多面的な機能(価値)があり、わたしたちは様々な目的で自然を利用してきました。人間の営みにより、里海・里山といった環境が作られ、その環境の生物多様性が維持されてきたと言えます。しかし、暮らしの変化により、自然との関わりも減ったことで、里海・里山のかつての生物多様性が失われつつあります。生物多様性を後世に継承していくためには、自然を守る取り組みが不可欠ですが、参加者の持続的な確保が難しくなっています。この課題解決には、かつての自然の価値(供給サービス)の再認識だけでなく、従来にはない価値(文化的サービス)を見いだすことが有効だと思われます。 本オンラインワークショップでは、海や森などの自然を保全活動だけでなく「教育」や「福祉」などの活動の場とする2名の方の講演を聞くとともに、グループに分かれて参加者同士の経験や知識を共有する意見交換を行い、一緒になって保全と活用の好循環をつくるヒントを探します。意見交換の際には、生態系管理専門委員がファシリテーター(進行役)になって、参加者のみなさんをサポートします。生態系管理の志を持つ全国の仲間とオンライン上で交流しませんか?

2)開催日 2024年01月20日(土)13:30-17:00(受付開始13:00)
3)開催方式 オンライン開催(Zoomを使用)
4)定員 40名(先着順、どなたでも)
5)参加費 無料
6)申込方法・申込締切 コチラからお申し込みください(締切:2024年01月10日(水))

7)プログラム
13:30-13:35 開会挨拶
 橋本佳延(生態系管理専門委員会幹事・兵庫県立人と自然の博物館主任研究員)
13:35-13:40 趣旨説明・講師紹介
 大野ゆかり(東北大学・一般社団法人サスティナビリティセンター)
13:40-14:00 事例1(20分)【地域の価値を引き上げる 〜南三陸の事例〜】
 太齋彰浩氏 (一般社団法人サスティナビリティセンター代表理事)
14:00-14:20 事例2(20分)【閉じない・孤立しない・繋がり続ける 〜陽楽の森の事例〜】
 鈴木宣仁氏 (吉川ロジスティクスグループサステナブル事業株式会社どすこい代表取締役)
14:20-14:40 質疑応答
14:40-14:50 休憩
14:50- 意見交換
「保全活動地や身近な自然の認識されていない価値を見出し、利用方法を考える」
 複数のグループに分かれ、ファシリテーターの進行で意見交換を行います
14:50-15:00 内容の説明  
15:00-15:20 自己紹介
15:20-15:40 意見交換前半 活動地の価値と利用方法を考える
15:40-16:00 全体共有
16:00-16:20 意見交換後半 保全活動へどのようにつなげるのかを考える
16:20-16:50 全体共有+質疑応答
16:50-17:00 閉会挨拶

8)主催
一般社団法人日本生態学会 生態系管理専門委員会(キャパシティビルディング部会)