公開シンポジウム: Theoretical approaches for the effective environmental management under uncertainty
概要
■日時 2014年7月25日(金)13:30~17:30
■会場 首都大学東京 秋葉原サテライトキャンパス
■企画者 横溝裕行(国立環境研究所)・山中武彦((独)農業環境技術研究所)
環境保全や資源管理を効果的に行うためには、生態系の大きな変化を予測することや、パラメータ・モデル等の不確実性に対処する事が重要である。これまで理論的アプローチにより環境管理に有用な知見が得られてきた。本シンポジウムでは、数理生態学の分野で世界的に著名なAlan Hastings教授をお招きして、レジームシフトの早期警告シグナルに関する数理モデルについて、大学院レベルの講義形式で講演して頂く。その後、3名の日本人研究者による数理・統計モデルを用いた環境保全や資源管理に関する講演を予定している。本シンポジウムにより、環境管理における理論的研究の有用性と課題について理解を深める。
プログラム
13:30-13:35 |
趣旨説明
横溝裕行(国立環境研究所・企画責任者) |
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13:35-15:15 |
レクチャー
Alan Hastings(amhastings@ucdavis.edu, University of California Davis, USA) Early Warning Signs and Critical Transitions in Ecology: Corals, Theory, Pitfalls, and Advances. |
15:30-17:00 |
プレゼンテーション
[i] 横溝裕行(国立環境研究所) Decision science for effective management of populations subject to stochasticity and imperfect knowledge. [ii] 高科直(九州大学) Importance of management unit scale in ecosystem management: an example in fisheries. [iii] 市野川桃子 (中央水産研究所) Evaluating effectiveness of day closures in the Japanese Pacific chub mackerel purse seine fishery: application of generalized state-space models. |
17:00-17:30 | ディスカッション |