| 要旨トップ | 本企画の概要 | 日本生態学会第60回全国大会 (2013年3月,静岡) 講演要旨
ESJ60 Abstract


シンポジウム S01-1 (Lecture in Symposium/Workshop)

趣旨説明: 「情報革命」のなかで野外生態学者だからこそできること

東樹宏和(京大・地球環境)

趣旨説明ではまず、早足で進む解析技術の進歩についてレビューする。次世代シーケンシングは国内外の生態学研究室において急速に普及して来ており、生態学における標準的なツールとして定着しようとしている。こうした現状にあって次世代シーケンシングを始めとする先端技術で生態学に新しい風を吹き込むには、技術の特性を知悉するだけでなく、生態学者としての知識と経験を総動員して将来を展望する必要がある。本シンポジウムでは、研究対象と研究手法の面で多岐にわたる講演者が話題提供を行う。個々の講演を楽しんでいただく前に、今回話題に上る先端技術が何を生態学者に提供してくれるのか、企画者の視点からの展望を述べたい。


日本生態学会