| 要旨トップ | 目次 | 日本生態学会第65回全国大会 (2018年3月、札幌) 講演要旨
ESJ65 Abstract


一般講演(ポスター発表) P3-245  (Poster presentation)

極端な気象現象下での緑地機能について

*Yanagawa, Aki, Kanae, Shinjiro(東京工業大学)

極端な降雨や干ばつが植生に与える影響、その要因について、十分な理解が進んでいるとは言い難い。これまで、降水量や生物多様性が極端な降雨や干ばつに与える影響について様々な指摘があるが、統一的な広域の理解には至っていない。
本研究は、干ばつが頻発するモンゴル国を対象に、気象現象の程度別のResistanceおよびResilienceをEVI(Enhanced Vegetation Index)の年間最大値の差分を用いて算出した。気象現象の程度の決定には、2001年から2014年のSPEI(Standardized Precipitation Evapotranspiration Index)を用いて、各グリットをExtreme (wet and dry)、Severe(Wet and dry), Moderate(wet and dry) and Normalの7つに分類した。ResistanceおよびResilienceとの関係について、降水量、土壌、植物種数、標高、降水量、土地利用履歴について、一般化線形モデルとStepAICをもいて最適なモデルを選択した。


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